ブラジャーのサイズ表の基本知識
ブラジャーのサイズ表は、アンダーバストとカップサイズを組み合わせた表記システムです。日本では「A70」「B75」といった形で表示され、正しい理解が美しいバストラインを作る第一歩となります。
サイズ表記は国によって異なるため、海外ブランドを購入する際は特に注意が必要です。アメリカやヨーロッパではインチ表記が主流となっており、サイズ換算表の確認が欠かせません。
アンダーバストとトップバストの違い
アンダーバストは胸の膨らみの真下の胴回りのサイズで、ブラジャーのベルト部分が当たる箇所です。この数値がブラジャーの土台となる重要な要素で、フィット感を大きく左右します。
一方、トップバストは胸の一番高い部分を通る胴回りのサイズを指します。バストの最も豊かな部分を測定することで、必要なカップの容量を判断できます。この2つの差がカップサイズを決定する重要な要素となります。
カップサイズの計算方法
カップサイズは「トップバスト-アンダーバスト」で算出されます。この差によって以下のように分類されます:
| カップサイズ | 差の目安 |
|---|---|
| Aカップ | 約10cm |
| Bカップ | 約12.5cm |
| Cカップ | 約15cm |
| Dカップ | 約17.5cm |
| Eカップ | 約20cm |
| Fカップ | 約22.5cm |
例えば、トップバストが85cm、アンダーバストが70cmの場合、差は15cmとなり、サイズは「C70」となります。
正しいサイズの測り方
正確な測定が適切なブラジャー選びの基礎となります。できれば誰かに手伝ってもらうのが理想的ですが、一人でも正確に測定できる方法をご紹介します。
アンダーバストの測定手順
- ブラジャーを外した状態で測定します
- メジャーを床と平行に保ちます
- 息を吐いた自然な状態で測ります
- きつく締めすぎず、緩すぎない程度の強さで測定します
- 背中側でメジャーがずり上がっていないか確認します
測定値が中間の場合は、きつめが好みの方は小さい方、ゆったりめが好みの方は大きい方を選択すると良いでしょう。
トップバストの測定手順
- 前かがみになり、胸を自然に垂らします
- 胸の一番高い部分にメジャーを合わせます
- 背中側は肩甲骨の下を通すように配置します
- ゆっくりと立ち上がって数値を確認します
- メジャーがねじれていないか最終確認します
前かがみの姿勢で測定することで、バストの実際のボリュームを正確に把握できます。立った状態だけで測ると、バストが垂れ下がり正確なサイズが測れないことがあります。
測定は生理前後を避け、体調が安定している時期に行うのがおすすめです。また、同じ時間帯に測定することで、より正確なデータが得られます。
サイズ表の見方と活用法
標準的なブラジャーサイズ表
一般的なブラジャーのサイズ表では、アンダーサイズは65、70、75、80、85cmの5cm刻みで設定されています。カップサイズはA〜Gまでが標準的で、近年はより大きなサイズも広く展開されています。
日本のサイズ表記は比較的統一されていますが、ブランドによって若干の違いがあることを理解しておく必要があります。
メーカー別サイズの違い
同じサイズ表記でも、メーカーによって実際のフィット感は異なります。これは、カップの形状、ワイヤーの位置、素材の伸縮性などが各メーカーで異なるためです。
海外ブランドでは特に注意が必要です。アメリカやヨーロッパではインチ表記が主流で、サイズ換算が必要になります。購入前には必ずサイズ換算表を確認し、可能であれば試着や交換サービスの活用をおすすめします。
自分に合うブラの選び方
アンダーベルトの確認
背中側が水平になっているか確認。上がっていると、サポート力が低下します。
カップのフィット感
隙間や食い込みがないかチェック。カップが浮いたり、はみ出しがないのが理想です。
ストラップの調整
肩に食い込んでいないか確認。適度な長さに調整することが大切です。
ワイヤーの位置
中央のワイヤーが胸の間にフィットしているかチェックしましょう。
体型に合わせたブラ選び
サイズだけでなく、体型に応じた機能性ブラジャーの選択も重要です。離れ胸の方は寄せ効果の高い3/4カップタイプ、下垂が気になる方は下厚カップタイプがおすすめです。
また、小胸の方はパッド入りでボリュームアップを、大きな胸の方はしっかりしたサポート力のあるフルカップタイプを選ぶと、より快適に過ごせます。
よくある測定の間違いと対策
すでに伸びたブラジャーを着けた状態では、正確なバストサイズを把握できません。必ず外した状態で測定しましょう。
メジャーが背中側でずり上がったり、斜めになったりすると、数センチの誤差が生じることがあります。鏡でチェックしながら測定しましょう。
息を吸った状態で測ると、実際より大きなサイズになってしまいます。自然な呼吸の状態で測定することが大切です。
一人で測る際は、メジャーがねじれやすく不正確になりがちです。理想的には、下着専門店でのフィッティングサービスを活用しましょう。
プロのアドバイザーによる測定とアドバイスは、自分では気づかなかった体型の特徴や、最適なブラジャーのタイプを知る良い機会となります。
サイズが変わるタイミング
体重の増減、妊娠・出産、加齢など、さまざまな要因でバストサイズは変化します。以下のタイミングでは特にサイズの再測定をおすすめします:
- 体重が3kg以上変動したとき - 体重の変化はバストサイズにも影響します
- 妊娠中・授乳期間中・授乳後 - この時期は特にバストサイズが大きく変化します
- ダイエットや運動習慣を始めたとき - 筋肉量の変化でバストも変わります
- 年齢による体型変化を感じたとき - 加齢とともにバストの形状も変化します
- 現在のブラジャーに違和感を覚えたとき - 食い込みやカップの浮きを感じたら測定時です
少なくとも年に1〜2回は測定し直すことで、常に最適なサイズのブラジャーを着用できます。
正しいブラジャー着用のメリット
美しいシルエット
適切なサイズのブラジャーは、バストを理想的な位置にキープし、美しいボディラインを作ります。
快適な着心地
締め付けや食い込みがなく、一日中快適に過ごせます。肩こりや背中の痛みも軽減されます。
バストの型崩れ防止
適切なサポートにより、バストの下垂や形崩れを防ぎ、美しいバストラインを維持できます。
自信の向上
フィット感の良いブラジャーは、姿勢も良くなり、自信を持って過ごせるようになります。
まとめ:正しいサイズ選びで快適な毎日を
正確なブラジャーのサイズ表の理解と適切な測定方法により、快適で美しいバストラインが実現できます。サイズが合わないブラジャーは、肩こりや背中の痛み、バストの型崩れの原因にもなります。
定期的なサイズチェックと、体型変化に合わせたブラジャー選びを心がけることで、健康的で魅力的なボディラインを維持できるでしょう。自分に合った一枚を見つけることで、毎日の快適さと自信が大きく変わります。
まずは正確な測定から始めて、自分にぴったりのブラジャーを見つけてください。不安な場合は、専門店でのフィッティングサービスを利用することをおすすめします。正しいサイズのブラジャーは、あなたの美しさと快適性をサポートする、大切なパートナーとなるはずです。



